アスンシオンから南米一の悪路を通り、サンタクルス・スクレ・世界一標高の高い町ポトシを経由してウユニ塩湖に行ってきましたので、行き方についてまとめたいと思います。
アスンシオン~サンタクルスまで
アスンシオンからサンタクルスまでは、24時間~40時間程度とバスのコンディションによってかかる時間が変わってきます。
運が良ければ一日で到着するし、バスが故障したり、悪路にハマったりすると40時間以上もかかると言われる南米一の悪路‼︎
ちなみにどの会社で買っても料金と出発時間は変わりません。(バスターミナルから出発するバスが一日一便で、どこの会社で買っても乗り合いになるため。)
僕の場合は350,000グアラニー(7,000円)ほどで夜の20時発でした。
もちろんバスは遅れて20時半頃の出発になりましたが。
ちなみに機内食として、こんな感じの薄いカツレツ付きご飯が2回ほど登場。
パラグアイの国境前に荷物検査があります。
そこから何時間か走ってイミグレ。
さらにまた走ってボリビア側のイミグレです。
ボリビアのイミグレは、今までで一番ボロい感じのイミグレでした。笑
さぁ、南米一の悪路を走るバスは24時間ほど走ったところで、お約束のエンジントラブル。
すでにボリビアには入っていましたが、バスは立ち往生してしまったため、道端にて他の乗客とヒッチハイク。
他の乗客4人ほどと、知らないおじさんにチップを払い、サンタクルスのバスターミナルへと送ってもらったのでした。
結果、かかった時間は約30時間。
バスの修理を待っていたら確実に40時間はかかっていたので、まぁ良しとします。
サンタクルスの宿について
サンタクルスには到着する時間が読めないため、宿の事前予約は正直難しいです。
しかしながら、サンタクルスのバスターミナル前(道を挟んで向かい側)には宿がたくさんあるので、ご心配なく。
ただ、この宿はゲストハウスではなくビジネスホテルのようなものなので、少し値段が高め。
僕が泊まった宿はWifi付きで100ボリでした。(2000円ほど)
ただ、Wifiの電波はあるものの全然接続されなかったため、Wifiは諦めてもう少し安価な宿に泊まった方が良かったかな。
Wifiなしなら70ボリくらいからあります。
サンタクルス~スクレまで
サンタクルスで一泊し、翌朝に道向かいのバスターミナルでチケット購入。
朝10時頃にはチケットを購入しに向かいましたが、スクレ行きのバスは夕方しかありませんでした。
17時発でチケット代は50ボリ。(1000円ほど)
ちなみにターミナル前のホテルたちは、チェックアウトが比較的遅めの時間なので、ギリギリまでホテルでゴロゴロしている方がいいかと思います。
僕は13時前までホテルでグダグダしてました。
サンタクルスからスクレまでは16~18時間ほど。
前回のバスよりは大分短いですが、僕はこの道中が一番辛かったです。
何があったかはこちらの記事をどうぞ。
サンタクルスでのバス荷物預け入れについて
サンタクルスでバスに荷物を預ける時の注意点!
普通の長距離バスであれば、バスに荷物を持っていくだけで大丈夫なのですが、サンタクルスからスクレに向かうバスだけは違っていました!
バスターミナル内に、荷物預け入れ所があり、そこで事前に申し込みをしないと荷物をバスに乗せて貰えないんです。
なので、必ず荷物の事前申請をすることをお忘れなく!
スクレの宿について
サンタクルスを17時に出発するので、スクレに着くのは翌日の午前中。
スクレを観光せずこのままポトシに行くこともできますが、一応スクレはボリビアの首都。
そして高級チョコレートや博物館など有名どころもあるので、僕としては一日滞在することをお勧めします。
スクレ観光の記事はこちら!
スクレの宿はバスターミナルからタクシーで15分ほど走った場所にゲストハウスが密集しているところあり。タクシーのおじさんに、ゲストハウスがある場所まで連れて行ってと頼みましょう!
タクシー代は5ボリ(100円)程度なので、ここはタクシーで移動をオススメ!
アップダウンが激しい町なので、歩いたら40分はかかると思います。
僕が泊まった宿は、一泊1200円ほど。
朝食込み、シングルルームでした。
スクレからポトシまで
翌朝、宿の人にタクシーを呼んでもらいバスターミナルへ。(5ボリ)
スクレからポトシまでのバスは、1日に何本もあるので時間の心配はしなくて大丈夫です!
大体1時間に一本程度の頻度であります。
バスの値段は18ボリ。(360円)
ポトシまでは5時間程度の移動ですので、お昼前のバスに乗れば夕方には到着します。
ポトシも標高3000m強と比較的高い場所に位置しますが、ポトシは人が住む場所で世界一標高が高い、標高4000mの場所。
ポトシからスクレに向かう道も山脈の中を進んでいくので、とても見ごたえありです!
ポトシの宿について
僕はポトシで泊まった宿は、Casa Blanca Hostelというところ。
ポトシには宿があまり多くありませんが、この宿はAgodaで探せる安宿です。(事前予約をオススメします。宿が多くないので、あっという間に満室になっちゃいます。)
料金は1泊50ボリ(1000円程度)で、朝食は別途15ボリ(300円)かかります。
ここはポトシの中心街からも近く、周りにご飯屋さんやスーパーなどもあるのでオススメ。
バスターミナルからはタクシーで向かうのが良いかと思います。
標高4000mに位置するポトシで、重い荷物を担いで坂を登るのは、高山病にかかりにいくようなものです。笑
宿にはキッチンもついているし、ホットシャワーもあってとてもいい宿でした。
もちろんWifiもありますが、大勢の宿泊者が使っていると大分遅いので人がいない時間帯を使って使用しましょう。
ポトシからウユニ塩湖まで!
長かった大移動も、もうあと少しで終わりです!
ただ、ポトシには長距離バスターミナルが2つあるのでお間違えのないように!!
ウユニ塩湖に向かうバスが停まるのは旧バスターミナル、
スペイン語では「ex-terminal」、「エクステルミナル」と発音します。
僕は間違えて新バスターミナルの方へ向かってしまい、旧バスターミナルへと到着するまで1時間以上かかったので、皆さんはお間違えのないように!
ポトシからウユニ塩湖までのバスは、大体2時間に1本程度の頻度であります。
僕は11時半発のバスでウユニに向かいましたので、宿をチェックアウトしてゆっくり向かえばそのバスに乗れるかと思います。
値段は30ボリ。(600円)
トイレはついていませんので、事前に用は足しておいてください。
ちなみにウユニまでの4時間はノンストップで、トイレ休憩もありません。
11時半にポトシを出発し、そこから広大な山々の間をドライブ。
素晴らしい景色が見えますので、途中で居眠りをしないことをオススメしますよー!
4時間のドライブを楽しんだら、午後3時過ぎにウユニの町へと到着!
これにて、アスンシオンからウユニまでの長旅が終わりです。
いかがでしたでしょうか。
アスンシオンからウユニまでの4泊5日の大移動‼︎
長いバス移動で、心身共に大分疲れるかと思います。
しかしながら、この大移動をするだけの価値がウユニ塩湖にはありますよ!
南米一の悪路を制し、ウユニでの素晴らしい景色を楽しんでください!
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