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海外に暮らしていた僕が日本に帰国して感じた5つの違和感について

こんにちは!太郎(@taro8138)です!

1年2ヶ月ほど住んだパリからつい先日日本へと帰国しました。

まだ日本で暮らし始めて2週間も経っていないんですけど、「日本てこんな国だったっけ?」ってちょっと違和感に感じていることがあるんです。

きっと日本で長く暮らしていると普通になってしまう感覚なのかもしれないですが、備忘録的にも僕が感じた違和感を5つほどご紹介させていただきたいと思います。

 

僕が日本で感じた5つの違和感とは?

まず先にどんな違和感を感じたかとお伝えさせていただくと、以下の内容になります。

 

  • 他人を助けない
  • バスや電車の中での沈黙
  • 服装や髪型が似通いすぎ
  • 広告とか看板が多すぎる
  • 外食が安すぎる

 

これを読んでみて、皆さんはどんな風に思いますか?

「あーなるほどー!」って思う人もいれば、「え、これのどこが違和感なの?」って感じる人もいるはずです。

ここからは、僕が感じた違和感についてそれぞれの項目についてお伝えさせていただきます。

 

他人を助けない

他人を助けないっていうとちょっと大げさかもしれませんが、まず日本で感じた違和感がこちらです。

海外だと誰かが困っているところを見た時に、それが赤の他人であっても助けようとしてくれる人は大勢います。例えば、ベビーカーを押したおかあさんが階段の前で困っていたら、そのベビーカーを一緒に階段の上まで運んであげたり、道で困っている人がいたらどうしたのか聞いてあげたりするんですね。

そしてもっとシンプルなところでいうと、お店や建物の出入り口のところで、次の人が自分に続いて入ってくるようであれば自分が中で扉を抑えて待ってあげますし、逆に自分が外からお店の中に入ろうとした時にお店の中から外へ出ようとする人がいるならば、自分は外で扉を抑えて待っていたりします。

すごくシンプルなことなんですが、全くこういったことが全くしない日本人が多くて本当に驚きました。

ちなみに「男性が女性にこういったことができるのはレディファーストである」なんていう風に紹介しているメディアなんかもあって、こんな当たり前のことをわざわざレディファーストだなんて呼んでいるからこそ、日本人男性は海外でモテナイんでしょうね。

 

「おもてなしの国」だなんて言われている割には、日本人は他人に対して冷たい人が多い気がします。もう少し、扉を持って開けてあげるなんていうシンプルなことだっていいのだから、他人に対しても親切にすればいいのではないでしょうかね。

 

 

バスや電車の中での沈黙

日本の電車やバスへ乗った時に、車内の静けさに本当に驚きました。

海外だとこういう電車やバスの車内でも会話をしたり、電話をしたりするっていうのは許された行為なんです。

でも、日本における交通機関内での会話や電話での通話ってタブーとされてますよね?

これはきっと、他の人が話しているのを聞こえるのがわずらわしいってことなんでしょうけど、それって別に気にするようなものなの?って思っちゃいます。

逆にこれだけ広い車内の中がしーんとしていて、でも乗客のほとんどはスマホなんかをいじってるって姿の方が僕にとっては不安を感じてしまいます。

個人的には良いと思うんですけどね、電車やバスの中での会話や電話。

もちろん、他人に不快な思いをさせないっていうのが前提にはなりますけどね。

 

髪型や服装が似通いすぎてる

参照:twitter.com

日本ではなんだか人の髪型や服装がすごく似ているような気がします。

ただこれは、僕がファッションの街であるパリに住んでいたから感じるのかもしれないです。パリって髪型も服装も自分のスタイルを持っている人が多いんですよね、だからこそ東京では同じスタイルが多いなって感じたのかもしれません。

でも日本人は極端に流行りや今人気の芸能人のマネをしている人が多い気がします。

きっとメディアが「これが今年の流行!」って発信しているからかもしれないですけど、それにうまいこと乗せられている人が多いような気がするんですよね。

その点パリだと、毎年服を買いかえるってより質が良くて長く着られる一着を、使い方を変えながら着ていくっていう人が多いようが気がします。

もっとみんなが自分のスタイルを確立したら、安い服を毎年毎年買い換えなくて済むと思うんですけどね。お洒落と言われる日本人ですが、本当にお洒落な人はほんの一部だけなのかもしれません。

 

広告や看板が多すぎる

これは東京なんかの大都市に限ったことなのかもしれないですが、僕が渋谷の街を歩いていた時に感じたことです。センター街の繁華街を歩いていた時に、あまりの広告や看板の多さに驚きました。

しかもそれぞれの広告が全く異なる色合いで主張をしているから、道を歩いているだけで目が疲れるというか情報過多だなと思ったんですね。

実はパリの街って街並みや色合いが統一されているところが多くて、違う会社・ブランドであっても似た雰囲気の広告や看板が多いんです。

そうするとそういった広告なんかも街の中に溶け込んでいるし、景観をそこまで邪魔しません。

企業が自分たちのことをアピールするのは大事なんですが、それが極端すぎるとちょっと邪魔だなぁっていう風にも感じてしまいますね。

 

外食が安すぎる

これだけは海外に暮らしてみないとわからないと思うんですが、日本の外食は本当に安い!というか安すぎます。

ニューヨークでもロンドンでもパリでも、500円以下でお腹いっぱいご飯が食べられる場所なんてほとんど見つかりません。でも日本であれば、牛丼やラーメン、そばやうどんなど様々な外食が食べられますよね?

ちなみに、ネットでググると色々と出てきますが、某メディアが日本に訪れた外国人に「日本の物価についてどう思う?」と聞いたところ、外食の値段が安いという答えが断トツで多かったそうです。

ちなみに上記であげた先進国だと、ランチをするのにも安くても1,000〜1,500円くらいはかかります。世界的外食チェーンのマクドナルドでセットを頼むだけでも、ヨーロッパにおいては8〜9ユーロ(1,080〜1,215円)くらいはするんですね。正直日本の価格とは雲泥の差があるんです。

これだけ外食が安いと利用者にとっては「美味しくて便利」というイメージが強いかと思いますが、従業員の方々は安い賃金で日本らしい高クオリティーを求められるんです。

これでは外食産業=ブラック企業のようなイメージがつくし、正直ブラックな就業内容にしなければ企業もやっていけないでしょう。

日本の外食は基本的にどんなお店に入っても「不味い」ということはほとんどありません。日本の外食は不味くないという事実が、世界的に見たらラッキーだということを多くの日本の方々にも気がついて欲しいですね。日本における外食の豊かさに多くの日本人が気がつくことができたら、この業界はもっと良い方向に転換していくのではないかと思います。

 

日本人はもっと外に出ていって欲しい

日本人の中には、数十年前の「世界のトップ・日本」を引きずっている人が大勢いると思います。

日本の常識というのはもはや世界での常識ではないし、日本がすべての部分で海外に勝っているなんていうことはもう全く言えません。

でもやっぱり日本国内だけにいる限りは、そういった海外との違いって絶対にわからないんですよね。

個人的にはもっと多くの日本人に海外に出て行ってもらって、日本と海外との違いを肌で感じて欲しいです。結局その人自身が違いを肌で感じなかったら、何がどう違うかってわからないですからね。

 

今回は、海外から帰ってきてすぐに感じた日本での違和感についてお伝えしました。

以上、「海外に暮らしていた僕が日本に帰国して感じた5つの違和感について」でした。

 

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