7,000ある島から成り立つフィリピンという国。
セブはその島の一つ。
大学を卒業をして社会人となり、現在は世界一周中の私。
それでも、これほどまでにゆっくりした時間は今までに過ごしたことがないと思う。
セブ島。
フィリピンにある、リゾート地の一つ。
写真通りの美しい海。
その海から見る、夕日ももちろん素晴らしい。
セブ島と言ったらリゾートといったイメージもあるけれど、
実際の物価はハワイやバリと比べたら格段に安い。
シーズンオフなら4泊、5泊で航空券・ホテル付き3万円台なんて驚きのチケットまで見つけることができる。
しかも成田からなら5時間の短時間で到着。時差も1時間。
正直、週末だけでも来ることができる楽園。
頑張りすぎる日本人にこそ来て欲しい。
私は大学を卒業して、丸3年間、日本の企業で働いた。
就職を希望していた会社だったけれど、ノルマや残業に追われる日々というのはやはり何か違和感があった。
でも何が違うのか、どうすればいいのかなんて考える暇もなく毎日は過ぎていく。
週末になれば、そんなストレスを発散するかのように渋谷、六本木などの繁華街へ繰り出し朝まで飲む。
もちろん飲んでいるその時は楽しい。
でも、月曜になればまた同じ日々が始まる。
そんな日々の繰り返しだった。
きっと私がしていた日々を繰り返している日本人の会社員は多いと思う。
「嫌だけど仕事は続けないといけない。」
「周りも一緒だから仕方ない。」
「会社を辞めたらどうすればいいのかわからない。」
もちろん、その人の生き方に対して口出しはしたくない。
でも、今こういった人たちに必要なことは
「自分のことを考える時間」
だと思う。
もし自分自身がたくさん考えた上で出した答えなら、絶対に後悔はしないと思う。
でも、今日本に多いのは自分の意見を持つのではなく、世の中になんとか合わせようと必死になっている人。
それはまだ自分の意見になりきれてはいないと思う。
自分自身が考え抜いた上で、社会に合わせて生きていくのか、それとも違った生き方が合っているのか。
まずはその自分の考えを持つ「時間」というものを持ってはどうだろうか。
時間をかけて考えてみたら、やはり今の仕事が向いていると思うかもしれない。
いや、転職というものに向き合えるかもしれない。
実は以前からやりたいと思っていたことを、もう一度思い出せるかもしれない。
いろんな答えが待っているけれど、
それは他人の意見ではなく、自分自身が考えることからしか導くことができないと思う。
セブ島を勧める理由。
セブ島を勧めるにはいくつかの理由がある。
①日本からのアクセスと旅行価格が抜群に良い。(前述の通り)
②英語が話せるフィリピンという国なだけあり、コミュニケーションを取りやすい。(そして親日でもある)
③海以外の娯楽はほとんどない。
①は前述の通りなので省略。
②に関しては、実はフィリピンという国は英語が話せる人口ランキングで世界4位(2015年12月)であり、子供からお年寄りまでが英語を話すことができる。
こっちが日本人とわかっていればゆっくり話してくれるし、中には日本語を話せる人もいる。
(ふらっと立ち寄ったストリートフードの屋台のおじちゃんが英語も日本語もペラペラだったのには驚いた。)
なので、日常的に英語を話さない日本人にとっても、とても過ごしやすい場所。
ちなみにセブ島での留学というのは、実は最近とても人気がある。
英語教育の質が高いにも関わらず、料金が北米、欧米の何分の一で済むため。
英語を学びたい人にもオススメの場所。
③はその言葉の通り。
もちろん、コンビニやショッピングモールもある。
でも、日本人のいう「コンビニ」や「ショッピングモール」という概念からはかけ離れているため、結局海で遊ぶという選択肢以外なくなると思う。
1日海のそばで過ごすことなんて、日本においてはそれを仕事にしている人やサーファー、または海沿いに住んでいる人以外にはあまり経験がないことだと思う。
海で朝日を見て、
海に入って波に身をゆだねてみる。
何もしない時間というのは、自分自身にいつも考えないことを考える時間の余裕を与えてくれる。
あまり綺麗でない海、冷たい海なら入りたくないけど、
その心配はない。(セブの年間平均気温は30℃前後、海温は25〜28℃前後)
海に入れば
こんな景色が待っている。
もちろんこれはただの写真。感動を伝えきることはできない。
ただ、一つお伝えしたいのは、
私がセブで初めてスキューバダイビングをしてみて、
海の中の虜になったこと。
ちなみにセブはダイビングのライセンスも世界で最も安く取れる場所の一つ。
オープンウォーターなら二日間で15,000円ほどで取れる。
日本で取る価格とは比べものにならない。
海に浮かんで考えるのもよし、海の中で考えるのも気持ちが良いと思う。
是非ダイビングにもトライして欲しい。
旅のコストは安く済む、日数は数日で大丈夫。あとはあなたが行くかどうかを決めるだけ。
ここまでセブ島がどういった場所かをお伝えしてきた。
今、この記事を読んでいるあなた。
仕事が大変だ、自分が何をしたいのかわからないなどと言う前に、
「自分のことを考える時間」を作ってみてはどうだろう?
これからどうするかはあなたが決めるだけ。
給料から少し出費して、週末を使えば行ける楽園。
頑張りすぎなあなたに、是非一度行ってみて欲しい。