するとナイジュリア兄ちゃんから衝撃の一言
「お前、罰金で845(約25,000円)レアル払うか、一生ブラジルに入国できなくなるらしいけどどうする?」
何もしていないのに、犯罪者になった私。
その1はこちら。
え、まさかの罰金!!!???
一瞬、845ドルって言われた気がして頭からさっと血の気が引きましたが、よくよく聞いてみたらレアル。。。
あ、レアルならそれほどでもないのか。。。。。って考えちゃったけど
それでも25,000円は高すぎる!
というか僕は何も悪いことしてないじゃん!!!
ここで言われたことは
・僕は不法侵入者になっている。
・罰金を払え。(25,000円)さもなくば二度とブラジルの土は踏ませない。
・3日以内に国外へ退去しろ。(命令)
もうね、頭の中が真っ白。
とりあえず、パニクってしまって何も考えられず。
持ち合わせもなかったので、その場では支払いはまずできず。
そうしたら罰金の支払い命令書類(ポルトガル語)を渡されて、あとは3日以内にどうにかしろとのこと。
いやいや、俺は一体どうしたらいいのー??
困り果てた僕に救いの手が。。。
とにかく誰を頼るべきかわからない僕は、その足でサンパウロ日本領事館へ!
17時に閉まるとのことで、16時30分にギリギリ滑り込み!!
でも誰に相談すればいいかわからなかったから、とりあえずパスポート担当の窓口へと並ぶ。
5分もしないうちに僕の番。
窓口の担当者に、自分の身に起きたことを全て話す!!
僕からしたら後ろ盾が何もないから、もう藁にもすがる思い!!
すると担当者から衝撃の一言が。
担当:「あ〜こういうことについては、ブラジルの警察が言っていることなので領事館は関与できないんですよー。」
、、、なんだと!!??
でもここで引き下がったらもう終わりなので、なんとか食い下がる。
僕:「それはもう何も方法がないということですか!?領事館は何もしてくれないんですか!?」
すると担当者
担当:「そうですねぇ。どんなことができるかはわからないですが、邦人保護の担当者に変わるので少々お待ち下さいー。」
変わって出てきたのは、先ほどの担当者よりも感じの良いお兄さん。
一から説明をしてほしいと言われ、もう一度最初から説明。
メモを取りながら細かいところまで聞いてくれるので、なんだか頼もしい。
結局パスポートや罰金の書類のコピーを取り、週明けに連邦警察へと連絡をしてくれるとのこと。
とりあえず連絡待ちということで、この日は保留となった。
その週末はゲイクラブに行ったり飲んだりで不安を紛らわしていたけれど、やっぱり気になるのは罰金のこと。
そんな時、以前サンパウロでお世話になったJさん・Yさん夫婦とご飯をご一緒することに!
以前ご夫婦に飲みに連れていって頂いた話はこちら。
この日は、サンパウロ屈指のシュラスコ店「VENTO HARAGANO」にてお食事。
こちらのお店、牛だけでなく鶏・豚・羊・猪・魚など30種類以上のお肉を食べることができる名店。
詳しく書きたいですが、記事がめちゃくちゃ長くなってしまうため、それはまた別の機会に。
せめて写真だけでもどうぞ。
この食事中に、Jさんから一言。
Jさん:「太郎ちゃん、ブログ読んだよー!入国の件大変だったね、結局どうなったの?」
連邦警察で起こったこと、日本領事館からの連絡待ちということを話す。
Jさん:「実はうちも以前似たようなことがあって、弁護士さんに解決してもらったことがあったんだよ!ちょっとその弁護士さんに相談してあげるね!」
話を聞いていくと、以前家族でブラジルに入国した際に、Yさん(奥さん)のパスポートにだけ入国スタンプが押されていなかったことがあったそう。その際に、弁護士さんを通じて解決をしたらしい。
正直、領事館が海外での問題解決をしてくれるっていうことはあまり聞いたことがなかったので、Jさんのサポートが本当に心強かった!!
週が明け、人生初の弁護士事務所。
この日は朝からYさんとお買い物へ。
前日にシュラスコを食べに行ったのですが、翌日も家にご飯を食べにおいでよとお誘いが!
しかもとんかつをわざわざ揚げてくれると聞き、二つ返事で二日連続のお食事をさせて頂くことが決定しました!笑
市場でとんかつ用のお肉を買ったり、野菜を買ったり。
昼間は名物のハムサンドを食べたり。
食べ過ぎて満腹。。。笑
そしてその足で弁護士事務所へ!
この日の朝にJさんが連絡をしてくれて、弁護士さんに話を通してくれたのです!本当にその気遣いと優しさに感謝しきれません。
ちなみに領事館からは弁護士事務所に行く以前に、やはり手助けができないという返事を頂いていました。
もう少し、日本人旅行者助けてくださいよ。政府機関なんだからさ。
弁護士事務所にて、また一通り説明!
日系人の弁護士さんが在籍しているから、日本語で説明できて助かった。。。
弁護士さんも僕の事情を説明しに、連邦警察へと次の日の早くから行ってくださるそう!
なんだかちょっと希望が見えてきたところで、次回に続きます。