こんにちは、太郎です!
今日は、前回書いたナイトクラブに行く前の出来事。
たけ子がナイトクラブでやらかした記事はこちら!
サンパウロのメインストリートはパウリスタ通り!
たけ子からクラブに行く前にご飯食べよー!と誘わて向かったのは、サンパウロの中心街にあるパウリスタ通り!
パウリスタ通りはサンパウロ市の中でも、メインストリートの一つとなっていて、金融や商業の中心地。
この通りを歩いてみると、大手銀行やショッピングモールなどが立ち並び、多くのビジネスマンと共に観光客も姿も見受けられます。
また南米全土の中でも評価が高いとされるMASP(サンパウロ美術館)もパウリスタ通りにあり、無料で入れる火曜日には僕も行ってきました!

ちょっと小洒落たお店でご飯を食べてみる。
パウリスタ通りは観光客も多いスポットでもあるので、並んでいるレストランは高めの設定。
旅人の僕たちでは中々入れないお店ばかりなので、パウリスタ通りから一本入ったところでお店探し。
ちょうど運良く見つかったのは、こんな感じのテーブルがお店の外側に出ているお店。(こちらはイメージ図)

食事の料金も良心的で、ビールバケツ(バケツの中に氷が敷き詰められていて、大瓶が4本入っている)とサンドイッチとフライドポテトを注文して一人あたり1000円ほど。
確かに普段の食事で比べると高めの設定なのですが、サンパウロの一等地でこの料金ならまぁ良しという感じです。
あれ、なんだか見られている?
ビールを美味しく飲み、サンドイッチを食べ終えた頃、こちらに向けられる目線に気がつきました。
僕らがお店に入った少し後で、テーブルから少し離れたところに日系人らしき家族が座ったんです。
ご夫婦と小さい女の子の3人家族。
サンパウロに住む日系人の方の多さは知っていたので、ただその時は
「こっちに住んでいる人かなー。日本人ぽいけど日系人なのかなー。」
くらいにしか考えてはいませんでした。
ただ時間が経つにつれて、そのご夫婦の奥様がこっちをチラチラと見ているのに気がついたんです。
「あれ、あの人こっち見てる。なんだろ、もしかして家族を装った強盗か?ちょっと荷物を気をつけなきゃ。」
南米でハプニングは起きていなかったものの、旅をしているとよく聞くいろんな種類の強盗。
子供を使って物をスルとか、すごく上品に見える老夫婦から詐欺にあうとか、そんなような話をいろんな方から聞いていたんです。
だからこそ日系人に見えても気をつけないと!と少し身構えました。
ちなみにそのご家族はたけ子の背中側に座っていたので、視線に気がついているのは僕だけ。
もうご飯も終えたし、そろそろ出ようかなんて考えながらちょっとトイレへ。
そしてトイレからテーブルへ戻ってみたら、たけ子がテーブルにいない!!
あたりを見渡すと、
「太郎ちゃ〜ん、こっちこっち!」
とオカマ声がする方を向いてみたら、さっきこちらを見ていたご家族の席に座っているたけ子!!
どういういうことだ!?
頭の中で???がいっぱいになりポカンとした私に、その奥様が一言
「あらー初めましてー!一緒に飲みたくてさっき私が声をかけちゃったんですー!」