「初めまして。鈴木太郎と申します。」
人見知りはしない僕ですが、初めてお会いする人の家に泊まる時には、いつも緊張してます。
現在はイギリスのロンドン、ヨーロッパ最後の国。
友人であり、元プロ野球選手、そして現在は新しい道へと挑戦している柴田章吾から、「本当に良い人たちだから、太郎ちゃんがロンドンに行くなら是非紹介したい!!」と言って紹介してもらったロンドン在住の福原ご夫妻のお宅に、4泊5日のホームステイをさせていただいています。
ご夫婦に初めてお会いした日は、日本人コミュニティーのゴルフコンペがあったらしく、その飲み会への飛び入り参加。
僕の大きすぎるバックパックを見て驚く皆さんに、まずはご挨拶。
「現在世界一周をしております、鈴木太郎です。どうぞ宜しくお願い致します。」
ゴルフなんて久しく触れていない言葉だったけど、なんだか日本人コミュニティに帰ってきたんだとちょっと安心。
人生の大先輩方に囲まれて、勧められたものを食べて飲んでいたら、上手く立ち回ることも出来ずにあっという間の2時間が終了。
そこにいる方たちは、駐在で最近赴任したからから始め、すでに数十年もロンドンで暮らしている方も。
特に数十年も暮らしている方たちなんて、一代で財を築いてきたような叩き上げの方ばかりで、本当に話を聞くと面白い。
昔はビザがなかなか取れなかったから、滞在ビザ満期までイギリスにいて日本に帰り、3日後にまたイギリスに戻ってくるなんてこともしていたらしい。
今やってたら絶対に入国で捕まります。笑 現代っ子は真似しちゃダメですよ。
一夜明けて、本日はお家の周りの観光へ!
今泊まっているお家の近くにイギリス王家が使っていた狩場(現在は公園)やウィンブルドンがあるということで、ホストマザーのくみさんに連れていってもらうことに!
今日が日曜日だっていうこともあってか、公園は多くの人が!
イギリスは自転車に乗る人が多いようで、公園内はサイクリストでいっぱいでした!
また、元王家の敷地というだけあって、公園内は本当にいろいろな花が咲き誇っていて華やか!そしてくみさんが教えてくれたことなんですが、イギリスにある多くの花は元々外来種の物が多いらしい!
大英帝国時代に様々な国へと訪れる中で、多くの植物の種をイギリスへと持ち込んだようなんです。
最近は公園でゆったり過ごすことも出来てなかったので、心が癒されました。
次に向かったのは英国テニスの聖地、ウィンブルドン!!
ちなみにウィンブルドンとは、ロンドン郊外にある地域の名称で超高級住宅地です。
アメリカでいうビバリーヒルズみたいなものでしょうか。
そして僕の目的地はもちろんウィンブルドンのテニスコート!!
このテニスコートには、ウィンブルドンの歴史にまつわる博物館が併設されていてイギリスにおけるテニスの歴史やウィンブルドンの年代ごとの試合成績などを見ることができます。
元々博物館だけのつもりで入場してみたのですが、なんとラッキーなことにウィンブルドンのメインコートの無料見学ツアーに参加できることに!(いつもやっているのかはわかりません
とりあえず誰でも参加できるってことだったので、チャンスがあれば参加をおすすめします!
ツアーに参加して初めて知ったのですが、このウィンブルドンのメインコートというのは一年間のうち、たった2週間ほどしか使用されないらしい。
それこそ、その2週間とは大英オープンの時で、その時は連日観客席で満員になるとのこと。
でもその2週間のためだけに、残りの日々はメンテナンスにあてられるとのこと。
なんという贅沢、きっとこれが大英帝国クオリティーなのでしょう。
コートにはもちろん降りることはできないのですが、観客席からコートを一望して本当に満足!テニス少年であった(小学生の頃)僕からしてみたら、本当に素晴らしい体験となりました。
夜はお家でくみさんのお家ご飯!
ご友人の加藤さんもご一緒に!
お手製のラム料理が美味しかったー!
そして加藤さんが静岡出身の僕のためにと買ってきてくれたお刺身も本当に美味しかった。
見てください、この輝き!!
地元でもこんな大トロの刺身は食べたことがないんですけどね!笑
加藤さん、本当にありがとうございます!
ロンドンの初日をいいスタートで切ることができました!
明日は市内観光、そしてインタビューがスタートです!