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【永久保存】登山初心者が初めての富士登山を絶対に成功させるためにやっておくべき5つのこと

こんにちは!

静岡県は富士山の麓で生まれ育ち、毎年富士登山をしている太郎(@taro8138)です!

 

もう夏も終わりに近づいてきて、富士登山もシーズンオフ間近となりました!

今年も富士山を踏破してきたのですが、道中でたくさんの方が富士登山に大変な思いをされているのを見かけましたので、この記事では「登山初心者が初めての富士登山を成功させるためにやっておきべきアドバイス」を5つほど挙げたいと思います。

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そもそもなぜ富士登山で挫折者がでるのか?

皆さんもご存知の通り、富士山は日本で一番標高が高い山です。

 

日本で一番高いのだから、登山時間はもちろん長くなるし、やはりそれなりに大変。

ですが、「日本人だし人生で一度くらいは…….」という感じで、登山初心者だけど富士山に登ってしまうという人も多くいらっしゃいます。

そういった登山初心者の方々が富士登山で挫折する一番の理由、それは、ただの「準備不足」です‼︎

 

「大体皆登れているし、大丈夫でしょー!」なんていう楽観的な考えですと、そういった方から大概脱落しますのでご注意ください。

 

ここからは初心者が富士登山に向けて必ずやっておきべき5つのことを紹介します!

 

高山病への対策を万全に

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富士登山でまず登山者がぶつかる壁、それが高山病です。

 

標高が高くなるにつれて気圧が下がり(山頂は平地の6割)、酸欠の状態になり、血中酸素濃度が低下することで身体にいろいろな変調をきたします。初期段階では、頭痛、吐き気、めまい、食欲不振、手足のむくみ、心悸亢進(脈拍が速くなる)など風邪のような症状が現れます。

参照:http://www001.upp.so-net.ne.jp/

 

富士山は標高3,776mですが、ほとんどの登山者が登り始める富士山5合目付近ですでに標高は2,400mほどあります。

この時点で下界から比べると酸素は薄くなっており、高山病へのリスクは高まっているのです。

富士山の麓が地元の僕が、登山をする際にまず気をつけろと言われていることは、5合目に到着したら、すぐに出発はせず30分ほど5合目に待機して体を慣らすこと」。これによって、薄い状態の酸素を体に慣れさせて血中酸素濃度の低下を防ぐのです。

 

そして出発後も、最初の1時間はゆっくり登っていくことを心がけましょう。

最初に張り切りすぎて体にオーバーペースのような負荷をかけると、血中酸素濃度が低下して苦しくなることは目に見えています。

 

高山病対策の薬

①ダイアモックス

高山病を予防してくれる薬です。

この薬は病院で処方してもらう必要があります。

お近くの病院で処方箋を出してもらい、薬局でお買い求めください。

 

②タイレノールA

軽度の高山病に効く鎮痛剤です。

こちらのタイレノールA なら市販されていおり薬局などで購入することもできます。

高山病の頭痛などに効くために、一応持っておいて間違いはないでしょう。

 

 

 

トレッキングシューズを必ず履く

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登山初心者が一番やりがちな間違い、それは「スニーカーやランニングシューズで登山をすること」です!

登山における装備の中で、僕が考える一番重要なものはトレッキングシューズです。

溶岩が体積してできている富士山はゴツゴツした岩肌や、サラサラした小石の道など様々な種類の登山道があります。

そこで靴の裏側が真っ平らやスニーカーや、足場の悪い場所で足首を保護してくれないランニングシューズなどは以ての外!

持っていないから履かなくていいでしょ!ではなく、新しく新調するかサイズが同じ人から借りるなどをして、絶対にトレッキングシューズを用意しましょう!

足を怪我してしまったら、登山どころではありません!

ちなみにもし怪我をしてしまっても、下山するのはあなた自身ですからね!

 

トレッキングシューズならば、ColumbiaやTHE NORTH FACEなどを見ておけば間違いはないかと思います。

 

 

 

服装は気温の変化に耐えられて、日焼け防止ができるものを選ぶ

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参照:www.amazon.co.jp

 

標高が高い場所へ登っていけばいくほど、低くなるのが気温です。

富士登山のシーズンは夏ですがスタート地点の5合目付近でも18度前後、頂上まで到達すると気温は10度以下となります。

そのため、気温の変化に対応できる服装を揃えることが必要です。

 

個人的にオススメなのが、アンダーアーマーなどのコンプレッションウェア。

主にスポーツの場面で使用されるコンプレッションウェアですが、UVカットや吸汗速乾などの機能もありつつ、ちゃんと防寒もしてくれます。

僕は大概アンダーアーマーの長袖コールドギアを着て、その上にTシャツを着るというスタイルが多いです。

 

男性用

 

 

 女性用ももちろんあります!

 

 

気温が低くなってきて寒くなったときにオススメなのが、防水機能と通気性が高いマウンテンジャケットなどです。

雨が降ってきたり、風が強くなったりする山の上では、こういったすぐに着ることができるジャケットを一枚持っておくことで大変重宝します。

僕のオススメはTHE NORTH FACEのマウンテンジャケット、防寒・防水・通気性に優れたまさに登山にはぴったりの一つです。

 

 

また、標高が高くなるにつれて日差しがとても強くなります。

あまり気にしていない方も多く見かけるのですが、日焼け止めと防止は絶対に必要です。真夏の海に行く以上に日焼けしますので、特に日焼けをしたくないという女性は絶対に予防の準備をおすすめします。

 

 

 

富士登山経験者と登山する

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登山をする上で、その山を登ったことがある人と一緒に登るということはとても大切なことです。

 

初心者の方たちはペース配分や次の山小屋までの距離感というものがわかりません。そのため途中で無理をしてしまったり、逆にゆっくり登りすぎて時間がかかりすぎてしまったりします。

 

だからこそ富士登山に関しても、経験者と一緒に行くことをオススメします。

経験者の人たちにペースを作ってもらうことで、初心者の方たちはそれに合わせるように登っていきましょう!

 

絶対に明るいうちに登る

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富士登山というと「ご来光が見たい!」という方が多いです。

そういった方々はというと、夕方から登り始めて翌朝の日の出を山頂で拝むといった方が多いのですが、夜の登山はとてもハードルが高いです。

 

富士山には街灯や電気といったものはありません。

電気があるのは、登山道途中にある山小屋のみです。そのため夜登山する人たちは、ヘッドランプなどの自分が持っている明かりのみで険しい登山道を登っていく必要があります。

 

ただ単純に富士登山をするだけでも簡単なことではないのに、それを夜にやるとなったらその難易度はグンとあがります。

 

ご来光を見たいという気持ちはわからなくないのですが、初めての富士登山ならばまずは日帰り登頂を目指すべきです。ご来光が見れなくとも、富士山頂から見える駿河湾を一望する景色は本当に素晴らしいです。

 

【初登山だけどどうしてもご来光が見たい場合】

初めて富士山に登るけど、どうしてもご来光が見たいという方は山小屋での宿泊をオススメします。

日中に山頂近くまで登り、山小屋で翌朝まで仮眠などを取りながら待つという方法が一番良いでしょう。しかしながら、酸素が薄い場所で睡眠を取るとしっかりと酸素を吸引できずに高山病になるということもあるのでご注意ください。

 

 ポイントを押さえて楽しく富士山を制覇しよう!

 

いかがだったでしょうか。

冒頭にも説明した通り、富士登山は簡単なものではありません

しかしながら気をつけるポイントを押さえることで、登頂の成功率はグンとあがります!

日本一高い山、富士山。

まだ登ったことがないという方は、是非ともこの記事を参考にしながら富士登山に挑戦してほしいなと思います!