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半年後、日本へと帰国したら会社を立ち上げます。僕がやろうしていることを皆さんにお伝えさせてください。

こんにちは。

旅するフリーランスの太郎(@taro8138)です。

 

気がつけば、パリに来てからあっという間に半年が経ちました。

もうあと半年もすれば、滞在ビザも終了し僕は日本へと帰ります。

 

これまで世界一周・パリでのフリーランス生活と紆余曲折な日々を過ごしてきましたが、僕がしっかりと考え抜いた上でこれからやっていくことが決まったので、僕の今後についてお伝えしたいと思います。

 

帰国後は自分の会社を立ち上げる

帰国後に僕がやろうとしていること。

それは自分の会社を立ち上げて、あるビジネスを展開するということです。

 

元々は「海外で働く」という一点の思いしか僕にはなかったのですが、世界一周を経て数多くの起業家の方にインタビューしていくうちに、自分自身でもビジネスをやっていきたいという気持ちが芽生えました。

 

そして自分の両親もそれぞれ自分自身で仕事を作っている人たちなので、この年になってみて、やはりその二人の後ろ姿を追いかけたくなったという気持ちも正直あります。

 

そしてその「やりたいこと」とは日本でのビジネスです。

 

「あれ、海外で働きたいんじゃないの?」と思った方もいるかと思いますが、世界一周やフランスでの生活の中で自分の中のある気持ちに気がついたんです。

その気持ちとは、僕がずっと「海外で働きたい」と思っていたのは「外国語を使って外国人と接点を持つビジネスをやっていきたい。」という一つの思いから生まれたというもの。

そしてその点を自分の中で噛み砕いてみると「今僕が働く場所は必ずしも海外である必要はない」という結論に至ったんです。なぜならば日本でだって外国人と外国語を使って接点を持つビジネスというものはいくらでもありますから。

さらに日本という場所にこだわる点は別の理由もあるのですが、それは以下でご説明していきます。

 

どんなビジネスを運営するのか?

僕がこれから取り組むビジネスは、人と人とのコミュニケーションを生む、スペース運営のビジネスです。

スペース運営というとイベント会場でもやるの?なんてイメージになってしまうかもしれませんが、それだけではありません。

 

では僕がいうスペース運営はどんな内容かというと、「ゲストハウス・コワーキングオフィス・イベント会場・バー」といったもの。

 

これらを組み合わせた複合施設を自分で運営していきたいと考えています。

 

なぜスペース運営なのか

まず根底にあるのが、僕の性格です。

僕と直接会ったことがある人はご存知の人もいるかと思いますが、僕は基本的に人と話すのが好きで、人見知りもしないし、人と直接的なコミュニケーションを取ることが好きです。

 

そして僕の中でどんなビジネスをしようと考えた際に、「人と人との繋がり「直接的なコミュニケーション」というキーワードが一番大切なものだったんです。

 

僕が素直に好きだと言える仕事こそ、「実際に人と会って話して、そして誰かのために自分が何かをしてあげる」というホスピタリティーを伴ったビジネスだと感じたんですね。

 

ここからはスペース運営のそれぞれの内容についてご説明していきます。

 

ゲストハウスについて

僕は世界一周へと出発する前は自宅でAirbnbのホストをやったり、地元のゲストハウスでお仕事を手伝わさせていただいていました。そしてこの二つの経験がスペース運営をしていく上で、ゲストハウスをやろうと思ったことに大きく関係しています。

 

Airbnbやゲストハウスで出会ったのは世界中から日本へと訪れる外国人でした。

彼らは旅行者だったり、日本へと仕事で来ていたり、勉強のために滞在していたりなど本当に様々。そんな彼らが口々に、日本という国は美しいと言ってくれるのがとても嬉しかったし、彼らをホストするという仕事がとても楽しかったんです。

 

そして彼らが僕の家に泊まったことで、僕の家族の中には海外との接点が生まれました。両親が英語を話す姿なんてもう何年も見ていなかったのに、泊まりにくる外国人の彼らとたどたどしくもコミュニケーションを取ろうとしている両親を見て、なんだか嬉しかったんです。

 

僕の世界一周は「もっと多くの日本人に海外への興味を持って欲しい」という思いから始まりました。そして世界一周を経て、帰国後に日本人の英語学習事情などを聞いたり調べていくうちに、やはり日本人に圧倒的に足りていないのは英語そのものや英語を話す人たちと接している時間だと思ったんです。

 

僕が外国人が訪れるスペースを運営することで、周囲の日本人の方たちと彼らの接点を増やし、コミュニケーション障壁をグッと下げていきたい。もっと日本人と外国人が気軽にコミュニケーションを取れる環境を作っていきたいと考えています。

 

コワーキングオフィス・イベント会場について

またスペース運営の別の側面として、コワーキングスペースも運営しようと考えています。これは世界一周中のロンドンで、ある急成長中のスタートアップに出会ったこと、昨年の夏に日本にてあるコワーキングオフィスに出会ったことからアイディアが生まれました。

 

ロンドンで出会ったスタートアップの名前は「We Work」。

アメリカ発のスタートアップですが、彼らが行っていることこそ、世界中におけるコワーキングオフィスの開発と運営。

お洒落なデザインと開放的なスペース、また飲み物やビールが飲み放題だったり、月額料金を支払えば世界中のオフィスが使えるなんていう点も人気の秘訣です。

 

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僕個人的には、日本におけるコワーキングオフィスってまだまだ発展途上だと思います。

 

最近でこそオフィスの数も少しずつ増えてきましたが、本格的なものは法人向けで個人事業主には向いていなかったり、個人向けで使い勝手が良さそうな場所は東京・京都・福岡などの大都市に集中していたりするんですね。

 

世界一周からの帰国後に僕自身がフリーランスとなったこともあり、コワーキングオフィスの重要さというのが今ではすごく身近になったんです。

でも居心地の良いコワーキングオフィスを見つけるのって結構大変なんですよ。スタバでMacを開いてカタカタ仕事をしている人がかっこいいと言う人もいるけれど、スタバのWifiは遅いし、僕は正直もっとしっかりと整った環境で仕事に集中したい。

そうなるとやはりコワーキングオフィスを探すしかないんですね。

 

「どこか面白いコワーキングオフィスはないかなぁ」

 

なんて考えていたところに第二の出会いがありました。

それが千葉県金谷にある「まるも」というコワーキングオフィスなんです。

 

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ここではコワーキングオフィスというよりシェアハウスのような形態で、同じ家もしくは近所に多くのフリーランスたちが住み、まるものコワーキングオフィスで仕事をしたりイベントをしたり、はたまたフリーランスになるための養成講座をやっていたりしながら暮らしているんです。

 

あるイベントがキッカケとなって、僕は2016年の夏に一ヶ月ほどまるもに住みました。

 

たった一ヶ月しか住んでいないけれど、僕はこの場所の虜になったんですね。

 

 

脱サラをしてフリーランスになるための養成講座を受けた人たちが、講座終了後に続々とこの金谷という場所に移住してきている。これはオーナーの池ちゃん(山口拓也)その人の実力もあるんだけど、本来個人で仕事をしているフリーランスたちが一箇所に集まることによって、新たなビジネスのチャンスが生まれやすくなるというのが一番かなと思います。

 

僕は自分のスペースにコワーキングオフィスを取り入れることによって、国内外のフリーランスに使って欲しいと考えています。

外国人で日本へと旅行をしに来ている人の中にもフリーランスだったり、PCのみで仕事が完結できてしまう人も大勢いるだろうし、日本人のフリーランスの人たちにも僕のオフィスに仕事をしに来てもらって、そのまま泊まっていって、気に入れば長く滞在して欲しいななんて考えています。

 

他のコワーキングオフィスと提携したり自社でも別の場所に拠点を増やしたりして、一定の月額料金で複数箇所のオフィスを使い放題といった内容も、将来的には展開していきたいと考えています。

 

他にも企業で行う部署ごとの合宿や、学生たちのゼミ合宿なんかもうちのオフィスを利用してもらいたいです。これは宿泊場所とオフィスがあるからこそできることだと考えています。日本人・外国人、社会人・学生・サラリーマン・フリーランスなど全く別の環境にいる人たちが一つの場所に集まることで、新しい出会いの創出の場としていきます。

 

そしてそういった上記のお客さんを呼ぶために様々なイベントもやっていきたいです。

 

ブロガーやインフルエンサーを集めたトークイベントや、ゲストハウス初心者向けの宿泊体験イベント。

まるもで行っているようなフリーランス向けの養成講座などもやりたいし、僕個人的には体を動かすことが好きだからインストラクターを呼んでフィットネス系のイベントもやりたい。

 

正直やりたいことは山ほどあるし、一つずつ実行していけば確実に認知度は広まっていくと思います。

 

バーについて

スペースの一角にバーを設置するというのは、そのスペースを利用する人たちとスペースの周辺に住む人たちに交流の場を提供したいからです。

 

日本人は総じてシャイな人が多いと思います。

初めましての人や外国人だとなんだか気恥ずかしかったり自分の英語が気になったりして話せないけど、ちょっとお酒が入っていい気分の時は、なんだか普通に話せていたりってことがありますよね。

 

お酒の力なんて借りるなよ!なんていう人もいるかもしれないけれど、僕はビール会社に勤めていたこともあって自分自身がお酒好きだし、お酒が多くの人を幸せな気分にしてくれるということもよく知っています。別に人と人との出会いの場なのだから、お酒の力を借りてもいいじゃないですか。それで接点やコミュニケーションが生まれるならば、僕はそっちの方が良いと思うんです。バーで飲むお酒を通して、それが人と人とのコミュニケーションの潤滑剤になっていって欲しいんですね。

 

田舎で展開します

ここまで自分が「こういったことをやりたい!」ということをお話してきていますが、すでに日本のどの場所でやるかという部分までは決まっています。

 

僕が自分のスペースを運営しようと思うのは山梨県の南部町という地域。静岡県と山梨県の県境に位置している町です。

 

 

すでに土地と物件の取得・周辺住民へのご説明などもさせていただきました。

 

300坪ほどの土地に築数十年の古民家が建っており、周りには田畑などもあります。

現在の状況ではボロボロで利用はできないために、僕が帰国後に一から環境の整備を始めていきます。

 

山梨県南部町というと、多くの人は知らない場所だと思います。

ここは本当に小さな町で、特に観光業が盛んといったわけでもありません。

 

ただ一つだけ言えるのは、日本の原風景がここにはあるということなんです。

 

僕は世界一周をしていた時に、ある一つの考えが芽生えました。

それは海外の国を旅行する時に一番その国を知るためには、都市ではなくその国の田舎を見てみた方がいいというものです。

どの国だって都市部は世界の大手飲食チェーンが軒を連ねて、どの国でも中華や日本食などを食べれるし、都市部で働く人の多くの人が英語を話すことができます。

 

でも田舎に行くとその国で生活している人の、本当の意味での生活の側面が見えるんですね。

 

だからこそ僕は外国人のお客さん向けに田舎でゲストハウスをやっていきたい。

そしてそんな田舎で暮らしていて、日常ではほとんど外国人に接点がない子供達や年配の方にも海外との接点を持って欲しいなと考えています。

 

コワーキングオフィスを田舎でやるのはどうなのか?という点については、「まるも」の例を知ることで、山梨県南部町でも問題はないだろうと感じました。

 

「まるも」がある金谷という場所は千葉県の南房総、お世辞にも都会とは言えません。

それでも人が集まるのはその内容だったり、発信と集客だったり、やり方はいくらでもあるということを知ることができました。

 

また南部町は山梨県の中で一番南に位置するために、新幹線が通る駅までも比較的遠くはないといったメリットもあります。東京と関西間を行き来する外国人、フリーランスの新たなストップポイントとしてスペースの確立をしていきたいです。

 

僕と一緒に創業したいという方、アドバイスをくださる方、支援してくださる方を募集します

ここまで僕のやろうとしていることについてお伝えしてきましたが、現段階でこのスペースを運営していこうとしている人材は僕一人のみ。まだまだ僕には人手もお金も情報も足りません。

 

この記事を読んでくださり僕がやろうとしていることに興味を持って創業メンバーに加わりたいという方、スペース運営のプロでアドバイスをくださるという方、僕が展開していこうというビジネスに投資をしてくださるという方がいらっしゃれば是非ともご連絡を頂戴できればと思います。

 

実際に計画が形となっていくのは僕が帰国する2017年9月中旬以降になります。

 

もちろんそれまでも、僕と同じような思いを持っている人がいらっしゃれば、是非ともお話をさせていただき、ビジネスプランのさらなるブラッシュアップをしていこうと思います。

 

僕がやっていくビジネスまとめ 

  • 山梨県南部町にて2017年秋頃よりスペース運営ビジネスを開始
  • 主な内容はゲストハウス・コワーキングオフィス(イベント)・バー
  • 創業メンバーとして働きたい方・スペース運営のプロ・投資家の方からのご連絡をお待ちしております。

 

今回、初めて自分のやっていきたいビジネスというものを公の場で発表しました。これから頂戴するであろう様々なアドバイスから、自分の足りていない部分には修正を加えていきます。

僕のビジネスの根底にあるのは「人と人とがつながり、新たなコミュニケーションを生み出すスペースを作ること」。まだまだ未熟な点もありますが、多くの人が楽しみながら多くのコミュニケーションを生み出せる場所を作り出していきたいと思います。

今後とも皆様の応援の程、宜しくお願いいたします。

 

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