こんにちは!旅するフリーランスの太郎(@taro8138)です。
訪日外国人観光客の増加に伴い、日本では今空前のゲストハウスブームが巻き起こっています。東京や京都だけでなく、全体的にその数が増えているそうです。
また近年における人の働き方の変化から、少しずつではありますが全国的にコワーキングスペースも増えています。会社に必ずしも出勤しなくてもいいというリモートワーカー、フリーランスや個人事業主、そういった仕事を目指す人たちが集まる場所が増えるということは、社会における働き方の変化がこれからさらに促進されていくでしょう。
今回は、今僕が気になっている日本全国のゲストハウスやコワーキングスペース+@についてご紹介していきたいと思います。
僕が目指すものはゲストハウス+コワーキングスペースの合体版
先日ある記事を公開したのですが、そこで初めて僕のこれからの目標についてお伝えさせていただきました。多くの方からコメントを貰い、シェアをしても頂き本当に感謝しています。半年後からの始動となりますが、パリにいる間にも下準備を進めていきますのでよろしくお願いいたいします。
関連記事:
・半年後、日本へと帰国したら会社を立ち上げます。僕がやろうしていることを皆さんにお伝えさせてください。
この記事に書いた内容をざっくりと説明すると、僕はこれからゲストハウスとコワーキングスペースを組み合わせたものを山梨県の南部町に設立して、外国人観光客誘致や国内外のフリーランス・会社員・学生向けにリモートワークができる環境を提供したいというものです。そして彼らと僕が運営するスペースの周辺住民の交流も目指し、その場所が気に入った利用者がいれば最終的に移住までしてもらおうかななんていう野望も、実はあったりします。
ただ僕はまだまだ知識や経験が足りていません。
だからといって、勉強してどこかで下積みしてからやるというものではなく、様々な先駆者の例から学びながら、教えてもらいながら、スピード感を持って作り上げていきたいと思います。
これから紹介するスペースたちは、是非僕が彼らの運営ノウハウを聞いてみたい、訪れてみたいという8選。半年後にパリから日本に帰ったら、このスペースたちは絶対に周りたいと思います。
古民家ゲストハウス 梢乃雪(こずえのゆき)
長野県は北安曇郡小谷村という俗にいう「田舎」にあるゲストハウス。
築150年を超えた古民家を改装して営業されいるのが、梢乃雪。僕はこのゲストハウスこそが本当の意味での田舎のゲストハウスだよなぁなんて、勝手に解釈しています。
周りは山に囲まれていてアクセスも決して良くはない、そしてそこで出来ることも限られている……はずなのに、それでも人が集まってくる。
そんな人が不思議と集まってくるゲストハウス、僕としてはとても気になっています。
古民家ゲストハウス 梢乃雪
NIKKO INN
日本の伝統的な住宅様式である「書院造に泊まって日本を知る」をコンセプトに設立されたのがNIKKO INN。
ちなみにこちらのゲストハウスを運営されているのは、NIKKO DESIGNという建築デザイン会社。建築デザイン会社が運営されているだけあって、シンプルかつ美しいという日本建築の強いが大いに発揮されています。
僕が作り上げたい自分のスペースはこのNIKKO INNのようなものかななんて常々考えていて、「シンプルかつ住みやすく無駄がない」といった内容を目指していきたいなと考えています。
NIKKO INN
倉敷ゲストハウス有鄰庵(ゆうりんあん)
岡山・倉敷にあるゲストハウス「有鄰庵」。
この有鄰庵の代表でいらっしゃるのが、地域おこしプロジェクトのCulture Link Project発起人である中村功芳さん。
中村さんは有鄰庵だけでなく、他地域にもゲストハウス、シェアハウスなどを展開し、多方面で活躍されているこの業界のトップランナー。まだお会いしたことはありませんが是非一度お会いして直接お話しを伺ってみたいなと思っています。
倉敷ゲストハウス 有鄰庵
TOKYO HUTTE
参照:http://www.tokyohutte.co.jp
東京都内でゲストハウス+コワーキングスペースをすでに実現させているのが、「TOKYO HUTTE」。
カフェスペースを同時に仕事場として活用することで、コワーキングオフィスを創出しています。
僕の単純な興味としては、このコワーキングスペースにどれくらいのフリーランスたちやリモートワーカーが集まってくるのか。
すでに実現している彼らの運営状況によって、これから僕が目指していくものの方向性を探るための手がかりとなりそうです。
TOKYO HUTTE
いすみ市 コワーキングスペース(仮)
参照:http://ikechan0201.com/isumi-coming/
こちらは現在竣工中ですが、2017年5月開業予定の千葉県いすみ市におけるコワーキングスペース。いすみ市と連動して運営しているのは、株式会社Ponnuf代表で友人でもある地方開拓家の山口拓也(池ちゃん)。
僕がコワーキングスペースを運営したいと思うようになったのは実は彼の影響が大きいんです。彼が運営する千葉県金谷にある「まるも」と出会い、そこでコワーキングスペースについての勉強をさせてもらったからこそ、コワーキングスペースへの興味が一層高まりました。
今回いすみ市にあるスイミングプールを改装してコワーキングスペースに作り替えるようで、どんな内容になるのかが本当に楽しみ。彼のビジネスの才覚は本当に見習うべき点がたくさんあるので、これからもしっかりと学ばさせていだだこうと思います。
いすみ市コワーキングスペースについてはこちらの記事からどうぞ。
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イケハヤランド
ブロガー界における超有名人、ご存知イケハヤことイケダハヤト氏が高知県にて開梱しているイケハヤランド。
ここはゲストハウス・コワーキングオフィスのどちらの分類にもあてはまらないと思うのですが、イケハヤさんがお住まいの高知にかける思いやこれからのブロガーやフリーランスの働き方について聞きに行きたいなと思います。
それに加えてイケハヤさんを取り巻く周囲の環境にも大変興味がある。周辺住民の方々がイケハヤランドをどのように考えているのか、イケハヤランドを一緒に手伝っている人たちはどんなことを考えているのかなど。
田舎に移住者を増やしたいと考えている僕としては、イケハヤさんだけでなく周りの人たちがどういった気持ちでそこにいるのかもとても大切な部分です。
高知には面白い人物が多くいるので、ぐるっと一周しながら彼らにも会いにいきたいです。
ハヤシハウス
参照:http://884hasiru.com/archives/526
若干21歳の林利生太くんが運営しているハヤシはうす。
こちらもイケハヤランドと同じく高知県であり、大豊町という限界集落にあります。彼とは一度「まるも」にて会ったことがあるのですが、エネルギッシュで今後が楽しみな青年でした。
そんな彼が2016年の暮れから運営し始めたのが「ハヤシはうす」。
まだ運営開始から数ヶ月しか経っていないのに、日本全国から様々な人が訪れているようで、すでに移住をした人もいるとのこと。
そもそもこのハヤシはうすを始めるに至ったのも、「近所のおじいさんに洋館を使わないか?」と話しかけられたことがきっかけだなんて面白すぎる。
僕が帰国する頃にはハヤシはうすもさらに進化していると思うので、運営者の彼にいろいろと話を聞きたいなと思います。
ハヤシはうすの具体的な内容はこちらの記事からどうぞ。
関連記事:
・築100年をこえる洋館をリサイクル。ハヤシはうす始めました。
ぺーたーず「BAR×ひみつきち」
参照:https://camp-fire.jp/projects/view/13207
今僕がすごく注目している3人組、「ぺーたーず」。
しみくん(ブロガー)、たにくん(水中パフォーマー)、みやくん(ホームレス整体師)から成る「ぺーたーず」がオープン予定のBAR。
彼らはそれぞれが独立したフリーランスで、自分の得意なスキルを活かして活動している3人組。彼らの何がすごいって周りの人を巻き込んで大きな流れを作っていく力が半端ではないんです。
まだ直接お会いしたことはないんですが、是非彼らのオープンさせる予定のBARに行っって話を聞きたいと思います。それに加えて彼らが運営するBARに行けばなんだか楽しそうな出会いがありそうだななんて、勝手に期待しちゃう自分がいるから面白い。
BARのオープン資金についても、クラウドファンディングで241万円を集めて大成功させた点も見習いたいです。僕も投資したかったけど、タイミングが悪く締め切ったあとで気がついたので、その分はお店で還元したいと思います。
これから本当に楽しみな3人組です!
ぺーたーずのBARオープンへの経緯はしみくんのこちらの記事をどうぞ。
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面白いスペースがあったら是非教えてくださいませ
いかがでしたでしょうか。
今回僕が紹介した8つのスペースは、これからの需要を先取りしていたり現代の人たちが求めているものばかり。
こんな感じのスペースを僕も作っていきたいなと思います。そしてきっと日本全国にはまだまだ興味深いスペースだったり、そういったスペースを運営されている面白い人たちが大勢いらっしゃると思うので、もしおすすめのスペースがありましたら僕に教えてくださいませ!
以上、「ゲストハウス+コワーキングスペースの設立を目指す僕がイチオシする、日本国内にある8つのスペースを紹介したい」でした!