前回の続き!
隣人の人に民宿・小林の道を聞き、到着したのは草原に建つ家の前。
インターホンを押しても人は出てこず、でもとりあえず中を覗き込む。
すると、
中庭のような場所で話をしている日本人数人を発見!
やはりここが民宿・小林でした。
田舎のおばあちゃんの家にきたような錯覚に陥る宿
今まで日本人宿にはあまり泊まらないようにしていたのですが、ここ民宿・小林は今まで泊まってきた宿の中でも、本当に最高の宿。
何が最高なのかというと、それは宿を経営される小林夫婦のホスピタリティの素晴らしさ。
もちろん家の建築様式や環境は日本のそれとは全然違うのだけれど、なんだかここにいると日本の田舎にいるような錯覚に陥ります。
ゲストハウスというと、基本的には泊まるだけ。
もしキッチンがあるところであれば、自分でご飯を作ります。
でもこの宿では、女将さんが夕ご飯を作ってくれるスタイル。
しかもその料理の種類や量が半端ない。
本当にお腹いっぱいに食べさせたいというのが女将さんの信条のようで、ちなみに昨日の献立は
・白米(卵かけ御飯)
・パラグアイの魚の刺身
・アボカドの刺身
・玉子の味噌汁
・焼きそば
・牛肉と筍の炒め物
・焼きビーフン
・メロン
という大学時代の合宿所のようなメニューの多さと物凄い量でした。笑
ちなみにもれなく美味しい!
普通旅中はあまり食べられなくて痩せる旅人が多いのに、ここの宿に泊まるとみんな太って出て行くらしいです。笑
子供の頃におばあちゃんの家に行って、たくさんご飯を食べさせてもらった記憶が蘇りました。
宿からスーパーや生協への送迎もしてくれる!
この宿の場所は本当に草原の中。
周りには何もないし、近くのスーパーへ行くためには10キロほど先まで行かなければいけないのがネック。。。
でも、毎朝ご主人がスーパーや生協まで車で送迎をしてくれるんです!
そのおかげで自分が必要なものは買うことができるし、外を歩く必要もなし!
そして感動したことは、パラグアイの生協なのに納豆やあんパンなんかも売っていること!
普通海外で見かけることのできないものが、ここの地域では売っているんです!
旅人と宿主が家族のようになれる場所
今までもサービスが素晴らしい宿にはたくさん出会いましたが、本当にアットホームで家族の団欒のような雰囲気がある宿にはあまり泊まった経験がありません。
しかしながら、この場所に泊まっていると時間があるときにはみんなでテーブルを囲んで雑談し、ご飯の時間になれば宿泊者が率先して女将さんの手伝いもする。
この宿はただ単にお金を貰って泊まる場所を提供するというものではなく、そこにいる人たちと空間を共有し、一緒に過ごす時間も共有しているんです。
ちなみに僕も泊まっている旅人向けに筋トレ・ダイエット講座をしたり。笑
みんなヒーヒー言っていましたが、楽んでくれていたようで良かったです。
皆さんの希望で明日も開催します。
本当は2泊しかしない予定だったのに、4泊まで延長してしまいました。笑
でも美味しいご飯とこの綺麗な夕日が見れるなら、仕方がないかなとも思います。
世界一周中の旅人のみなさん、南米旅行者のみなさん、民宿・小林は絶対に来た方が良い宿ですよ!!