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奴隷にならずに自分の時間を生きる

こんにちは。

旅するフリーランスの太郎(@taro8138)です。

今回はなぜ僕が安定の会社員を辞めてまで、一人で仕事をしているのかをちょっとお伝えしたいと思います。

というのも、ある記事を読んでめちゃくちゃ腹落ちしたからです。

きっと僕と同じことを考えている人は会社員の人の中にもたくさんいるんじゃないかなと思うので、自分の備忘録的にも書き記したいと思います。

 

奴隷をやりたけりゃ、勝手にやってろ

すごく口調が強めの見出しですが、これはキングコング西野さんがご自身のブログで書かれていた記事のタイトル。

 

FBでシェアされていたのを読んで、内容にめちゃくちゃ共感したんですね。特に以下の部分なんていうのは本当にその通り。

 

時間は有限で、そして僕には、その限りある時間内で到達したい目標があるので、その目標に向かう為に何をすべきで、何をしないべきなのかを、同じ場所を目指す仲間と連日議論し、自分の意見を主張し、行動している。
 
僕は他の誰でもない僕の人生を生きていて、当然だけれど、その中での意見や行動の責任は全て僕がとる。
 
到達したい目標があって、たとえばその為に「ひな壇に出ない!」と宣言し、実行し、
結果、
それによって仕事が全てなくなっても、それは僕の仮説や行動が間違っていただけの話で、僕が全ての責任をとればいいだけの話。
他の誰にも迷惑をかけていない。
 

特に僕が「その通りだな」と感じたのが、「時間は有限である」という点と「仕事がなくなっても自分が全ての責任をとればいいだけ」というところなんです。

 

この二つについて、あんまり多くの人は深く考えていないんじゃないかな?と思うことがあります。

 

時間は有限である

多くの人は自分の「死」というものを深く考えてはいないと思います。

だって、自分がいつ死ぬかだなんて誰だって考えたくないですよね。でも突然病気になるかもしれないし、いつ交通事故に遭うかわからない、誰かに殺されるかもしれない。

 

もちろん寿命で死ぬことが天寿を全うすることなんだろうけど、いずれにせよ自分の人生には必ず限りがあるんです。

 

僕は会社員をやっていた時に、「あー俺今死んじゃったらなにを思い残すかな?」ってよく考えていました。その時は世界一周がしたいとか、めちゃくちゃ美人の彼女を作って燃えるような恋愛がしたいとか、海外で暮らしたいとかまだまだ自分がやりたいことってこんなにたくさんあるんだって、そこで初めて分かったんです。

 

そう思ったら、世界一周や海外で暮らすなんていうのは当時の会社員としての生活では到底不可能なわけで、「あ、これは会社員を辞めるしかないな」って単純な結論に至ったんですね。

 

収入をどうするとか、社会的地位はどうなるだとか、将来が崩壊するだなんてこれからの自分に待っているだろう大きな恐怖はありました。でもやっぱり、「自分が今死んだらどうする」ということを考えると、後悔を持って死ぬことの方が将来どうなるかわからないという恐怖よりも僕にとっては辛いことだなと感じたんです。

 

それが自分の中で確信となった否や、自分は会社に辞職の旨を伝えていました。

 

自分の人生に起こりうる全ての事象は全て自分の責任で負う

会社員を辞めて、世界一周をして、貯金が全てなくなりました。

 

「ブログをやっています。ライティングができます。僕はフリーランスです。」

 

だなんて名乗っても、そんな簡単に仕事は手に入りません。でも会社員を辞めた時に、これから自分に起こりうることは、絶対に自分で責任を負っていこうと決めたんです。

 

きっとこの覚悟があるかないかだけで、その人の人生って大きく変わります。

 

世界一周から帰国して後に、わけあってパリに1年間住むことになり、ここに暮らし始めました。そして渡仏後瞬く間に、パリという場所で僕は貯金ゼロ、収入ゼロ、住居もなしというホームレス状態に陥りました。

 

関連記事:【2016年総括】 家なし職なし収入なしに陥った僕の一年を振り返ってみる

 

きっと会社員時代の僕だったら、家族にでも借金をして日本行きのチケットを購入していたと思います。でもそんな危機的状態に陥ったのにも関わらずパリに残るという決断をし、その後なんとか生活していけるようになったのは、僕が自分の人生に責任を持つ覚悟を決めていたからだと思います。

 

自分の人生をどう生きるかなんて、結局は自分のエゴです。

 

もしあなたがサラリーマンとして一生その環境で働くという覚悟があればそうすればいいし、一人で仕事をしたいならそのための覚悟を決めればいい。

 

ただ覚悟もなく現状の仕事や環境の愚痴だけを語り、なにも変化を起こさない人のことは、僕は好きにはなれません。

 

もちろん辛いこともある、でも自分の人生を生きている

僕が今フリーランスとして生きていて辛いと感じる時は、月末から月初へと日付が変わる時です。

 

「今月の収入がまだ定まっていない」

 

これは本当に辛いし、すごい恐怖感がある。でもその月にどうやって稼ぐかを組み立てて、その組み立てが上手く当てはまった時はすごく嬉しいし、上手くいかなかった時はまたどうするかを考えます。

 

一人で仕事をするようになってから、仕事をすることが嫌だという感覚がなくなりました。だって仕事をしないと生きていけないですからね。

 

会社を辞めて約2年半が経ちました。フリーランスとしてはまだまだ駆け出しです。

でも2年半前に「自分でやっていくと覚悟を決めた」当時の自分に感謝したいです。

 

だって、僕の人生は今すごく楽しいのですから。

 

日本に帰ったら会社を立ち上げます

半年後、日本へと帰国したら会社を立ち上げます。僕がやろうしていることを皆さんにお伝えさせてください。