「旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです」とはあちゅうさんが書いていたので、その辺について考えてみました。
先日、有名ブロガーのはあちゅうさんがこんなことを書いていた。
この記事を要約すると、
「旅をしていると世界遺産だったり素晴らしい景色だったりというものが、いつの間にか慣れてきてしまって、普通の風景のようになってくる。
それに、そういった風景を見たことによって人生観が変わってしまうのなら、それまでその人が歩んできた人生というものはとても薄っぺらいものなんじゃいないか。
長く旅を続けている人は世の中から逃げ続けている人のようにも見えるし、その旅をビジネスとして飾り立てている人を見ると違和感を感じる。
だから世界一周を売り文句にしている人は中身ゼロということ。」
とのこと。
旅をしても中身はそれほど変わらない。
この記事を読んだ時、「人生観は変わらない」といった部分には共感できた。
だって、旅をしただけ(いろんな国や場所を見ること)でその人が根本から変わることってそれほどないと思う。
これは内面の問題で、その人が元々持っている性格が180度変わるなんてほとんどない。
内気な人が陽気なブラジルを旅して、すぐに社交的にはならない。
僕が思うに、陽気なブラジル人に嫌気がさしてもっと内気になるか、ラテンのノリが多少わかっている内気な人になると思う。
世界一周に出発する前に、たくさんの世界一周終了者のブログも読んだ。
彼らが口を揃えて言っていたことは、
「世界一周しても自分自身はなーんにも変わりませんでした!!」
ということ。
その時はまだ説得力に欠けたけど、世界一周をしている今ならすごくわかる。
ただ単純に世界の街を回ったところで自分自身はそれほど変化していない。
人生観は変わっていないけど、世界一周で僕の人生は変わった。
じゃあ僕の人生はどうなったのか。
世界一周によって大きく変化した。
「旅(世界一周)で人生が変わった人は中身がゼロ」と言われているが、まだこの点については何も反論できない。
だってまだ旅の真っ最中だし、何も実績を残せていないから。
それについては、これからの活動で成果を見せなければいけないと思う。
ただ現時点で人生が変わったと言い切れるのは、以前自分が乗っていたレールから、大きく外ることになったから。
学生時代に海外に留学し、スポーツにも励み、一応大手企業にも就職できた。
僕の人生の歩みについてはこちらをどうぞ!
このまま働いていたら、あと数年後には海外駐在、将来は安泰。。。。。
という向こう20〜30年後まで予想できるホワイトな人生が見えていたけれど、世界一周へ行こうという決意によってそのレールから外れた。
会社は退職したし、収入は一気にゼロベース。
順風満帆な人生から一気に社会不適合者レベルへの転身。
でも後悔はしていないし、それで良かったと思っている。
自分自身がとても悩んで悩み切った末の決断だったし、この世界一周を機に自分の人生をリセットするという決意だったから。
毎月安定した給料をもらえる会社員も悪くない。
でも自分の人生をかけて挑戦していくものを見つけたいと思った途端、日々の見え方や物事への考え方、自分が興味を持つことが大きく変わったと思う。
なんだか人生が楽しくなった。
だから僕は世界一周で人生が大きく変わった。
旅を終えたあとのことについて
世界一周をする理由の一つに、自分が将来やっていきたいということを見つけたいというものがあった。
現在、旅に出て約5ヶ月。
まずは向こう2〜3年で自分がやりたいと思うことが決まった。
旅を終えたら、自分でビジネスを起こします。
その際には、いろいろな方々にご相談やご協力を仰ぐかもしれませんが、皆様是非よろしくお願いいたします。