セブに到着して1週間弱、ずっとセブ市街地のお隣にあるマクタン島というところに滞在していたのですが、やはりセブの中心地も見てみたいと思い少し足を伸ばしてまいりました!
マクタン島からセブの中心地であるセブシティまでは車で40分ほど!
タクシーだと約250ペソ〜300ペソくらいが相場のようです。
今回セブシティに行くのに、見てみたいものは二つ‼︎
・サント・ニーニョ教会
・サン・ペドロ要塞
それぞれスペインに統治されていた時代に作られ、セブの観光名所となっているところなんですね。
これまで訪れてきた国々では、アジアの文化にしか触れていなかったので、今回初めて西洋文化に触れてきました!
ではまずはサント・ニーニョ教会から!
サント・ニーニョという意味は「聖なる幼き子供」という意味で、子供のイエス・キリストを表しているそうです!
教会の中に入ってみると
奥に十字架が掲げられていて、皆さんがお祈りをされていました。
ちなみにこういったちゃんとした教会に入ったのが初めてだったのですが、装飾とか絵画とかすごく綺麗なんですね。
上を見上げると天井画も描かれていて、なんだか本当に吸い込まれそうな感じ。
やはり聖なる空間なだけあって、少し通常の世界から切り取られたような不思議な感じがしましたね。
でもこれは日本のお寺とも大分違ったなぁ。
続いてはサン・ペドロ要塞!
先ほどとは打って変わって、危なそうな響きです。笑
と思ったら、要塞の入り口に大きいクリスマスツリーが飾られていました。笑
クリスマスといっても、セブは気温30度超えしているので、全く情緒がありません。笑
正直、今が12月だと言われても全然納得できない感覚に陥ります。
元々この要塞は、スペイン統治時代に海賊やムスリム勢力に対する砦としての役割も担っていたそうです。当時は海岸線に面していたそうなのですが、すでにその海岸線は埋め立てされてしまっており、陸地に存在しています。
現在では要塞を中心とした公園となっていて、要塞の中は30ペソ払えば自由に観光することができます。
ちなみに無料で地元の女子大生がガイドツアーをやってくれるので、英語がわかる男性!オススメですよ!
僕はセーナちゃんに案内してもらいました。笑
肌の色が黒過ぎですね、私。
彼女に、
「大学を出たら何をするの?」
と聞いたら
「アメリカで仕事を探そうと思う!」
という答えが返ってきました。
こちらで大学まで行くとなると、もちろん皆さん優秀で英語なんかはとても達者です。
それにその能力を生かすとなると、やはり先進国に皆んな飛び立っていくんですね。
以前、こちらで医療を学んでいるフィリピン人に同じ質問をしたら、まさに同じくアメリカに行くといった質問が帰ってきたことを思い出しました。
彼の場合ははフィリピンだと労働環境が良くないから、アメリカに行くんだよとも教えてくれ、安定した仕事を得るために海外に出なければいけないということが、彼らの勉強に対する勤勉さや能力の高さにも繋がっているんじゃないかと感じましたね。
こういった人々を見ていると、自分ももっと色々なことを学生の時に学べば良かったなとつくづく考えてしまいます。
日本は自分が勉強したことが、そのままその後の仕事に繋がるといったことはあまり多くないですよね。
就職制度における企業の募集要項もそうですし、学生側だって勉強したことをそのまま生かそうと考えている人は少ないと思います。
しかしながら、そういった点は海外と比べるととても違っている。
海外では、
勉強したこと=就きたい仕事
という人がほとんどです。
もちろん、希望通りの仕事に就けないこともあるし、途中でやりたいことが変わる人もいます。
でももしやりたいことが変わってしまっても、彼らのすごいところというのが、専攻を途中で変えたり、大学院から違うことを学ぶ人がいるということです。
日本では、大学を出ていればとりあえずは大丈夫という風潮ですが、海外では大学院を出て一人前という考え方。
世界を旅してみて、宿泊している宿で特に欧米圏の学生なんかと話すと、まさに自分の国に戻ったら大学院に行くという人がたくさんいます。
んーすでに大学を卒業して4年経つけど、海外の大学院で勉強しなおすのもアリなんじゃないかと思ってしまいますね。笑
この旅が終わったら、もう一度これからの自分のために、勉強する時間を作りたいなと思います。